ゴールデンウィークに植えたナスの苗が、毎日ぐんぐん大きくなってきました。我が家では今年、水ナスと緑長ナスの2品種を花壇で育てています。
ちょうど今、一番花が咲き終わったところ。これから始まるのが「3本仕立て」という枝の整理と、「ちゃんと実がついてくれるかな…」というドキドキの着果待ちです。実がふくらむのか、それとも落ちてしまうのか、まだどちらとも言えない状態なんです。
同じ時期に植えても品種で育ち方が少しずつ違って、見比べるのが毎日の楽しみ。この記事では、まだ収穫前の「今のリアルな様子」を途中経過としてお届けします。同じようにナスを育てていて、「この後どうすればいいの?」と迷っている方の参考になればうれしいです。
GWに植えたナス、今はこんな様子です
植え付けからおよそ3〜4週間。背丈もしっかり伸びて、葉っぱも大きく茂ってきました。一番花(株に最初に咲く花)はすでに咲き終わり、花の根元が少しずつ変化していくのを毎日のぞき込んでいます。
GWの植え付けのときの様子は、こちらの記事にまとめています。あわせてどうぞ。

一番花が咲き終わった——摘む?それとも実らせる?
ナスを育てていてまず迷うのが、この「一番花をどうするか」です。実は、育て方には大きく2つの考え方があります。
- 摘んでしまう派…株がまだ小さいうちに実をつけると体力を取られるので、花や小さい実のうちに摘んで、株を大きく育てることを優先する
- 実らせる派…一番花に実をつけさせることで「実をつけるモード」に切り替えさせる。ただし小さいうちに早めに収穫する
どちらが正解というわけではなく、株の元気さや育て方の方針しだい。我が家は今回、一番花を摘まずに着果を見守ることにしました。うまく実がふくらんでくれるか、ここが今いちばんドキドキしているところです。
ちなみに、もし一番花のあと実がならずに落ちてしまっても、がっかりしすぎなくて大丈夫。株が小さい時期にはよくあることなので、株が育てば次の花からはちゃんと実がつきやすくなります。
いよいよ「ナスの3本仕立て」に挑戦
一番花が咲くこの時期は、「3本仕立て」にする大事なタイミング。3本仕立てとは、枝を3本だけ残してすっきりさせ、養分を集中させて長く収穫できるようにする育て方です。
3本仕立てって、どの枝を残すの?
残すのは次の3本です。
- 主枝(しゅし)…まっすぐ伸びている、いちばん中心の枝
- 一番花のすぐ下から出ている、勢いのよい枝2本
この合計3本を残して、それより下から出てくる「わき芽(枝の付け根から出る小さな芽)」は、見つけしだい手で摘み取ります。わき芽をそのままにすると枝がごちゃごちゃに茂ってしまい、風通しが悪くなって実つきも悪くなるんです。
残した3本の枝は、伸びてくると倒れやすいので支柱で支えます。中心の主枝を真ん中に、左右の枝が広がるようにV字に支柱を組んであげると、枝の間に空間ができて日当たりも風通しもよくなります。枝が伸びてきたら、ひもや誘引クリップで支柱にやさしく留めていきましょう。
水ナスと緑長ナス、品種で育ち方が違っておもしろい
2品種を並べて育てていると、同じ「ナス」でも個性があるのがよく分かります。水ナスはみずみずしくて皮がやわらかいのが特徴で、その分だけ水切れ(土の乾かしすぎ)に弱い印象。緑長ナスはすらりと長く育つタイプで、こちらも元気に葉を広げています。
どちらも今は花とつぼみがにぎやかについてきたところ。この後どちらが先に実をつけるのか、品種ごとの違いもまた記録していきたいと思っています。
次々つぼみが!これからは「追肥」がカギ
一番花のあとも、ほかの節に続々とつぼみがついてきました。これからどんどん花が咲いて実をつけていく時期に入ります。そこで大事になるのが追肥(ついひ=育てている途中であげる肥料)です。
ナスは「肥料食い」と言われるほど肥料が大好きな野菜。肥料が切れると花が咲いても実がつきにくくなったり、実が大きくならなかったりします。目安として、最初の実がつきはじめたころから、2〜3週間に1回くらいのペースで追肥をしていきます。
肥料が足りているかは、なんと花を見れば分かるんです。花の真ん中にある「めしべ」が、まわりの「おしべ」より長く突き出ていれば元気な証拠。逆にめしべが短く埋もれていたら肥料不足のサインなので、追肥のタイミングです。咲いた花をのぞき込むのが、すっかり日課になりました。
我が家でも追肥に使っているのが、野菜にも花にも使えるこの化成肥料。チッ素・苦土入りで、ナスのほかトマトやピーマンなど夏野菜全般に使えるので、ひとつあると便利ですよ。
土づくりや肥料の基本は、こちらの記事でくわしくまとめています。あわせて読んでみてください。

着果がうまくいかないときに考えられること
「花は咲くのに実がつかない…」というときは、次のどれかが原因のことが多いです。途中経過を見守っている我が家も、念のため気にかけているポイントです。
- 肥料不足…前述のめしべチェックで判断。足りなければ追肥
- 水切れ…とくに水ナスは乾燥に弱い。地植えでも夏の暑い日は水やりを
- 気温…朝晩が冷える時期は受粉しにくいことも。暖かくなると安定してくる
- 株の若さ…まだ小さい時期は実がつきにくい。株が育てば自然と安定する
あわてて何かをするより、まずは株をしっかり育てること。そう思って、今は焦らず見守っています。
まとめ:収穫はもう少し先。経過はまた報告します
今のナスは、一番花が咲き終わって着果待ち、そして3本仕立てに整えたところ。実がふくらむかどうかの答えは、まだ出ていません。でも、つぼみは次々ついてきているので、これからが本番です。
3本仕立てで枝をすっきりさせて、追肥で肥料を切らさないこと。この2つを守りながら、水ナスと緑長ナスの成長を見守っていきます。実がついたら、またうれしい報告ができるはず。途中経過の続きも、ぜひのぞきに来てくださいね。


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