ピノガール(スイカ)の植え方|嵩上げ&ゴミ袋で行燈仕立てのやり方

ピノガール(スイカ)の植え方|嵩上げ&ゴミ袋で行燈仕立てのやり方の画像 育て方

ピノガールは、手のひらにのるくらいの小さなスイカの品種です。コンパクトに育てられるので、広い畑がなくてもチャレンジしやすいのが魅力。この記事では、ピノガールのいい苗の選び方と植え方、そして私が実際にやっている工夫をご紹介します。

いい苗の選び方

ピノガールを上手に育てるには、苗選びがとても大切です。ホームセンターや園芸店に並ぶ苗の中から、こんなポイントをチェックしてみてください。

  • 茎が太くて短い:ひょろひょろと上に伸びすぎていない苗が◎
  • 葉の色が濃い緑:黄色みがかっていたり、しおれているものは避ける
  • 節と節の間隔が短い:間隔が詰まっているほど充実した苗
  • 根が白くて元気:ポットの底から根がはみ出しているくらいがちょうどいい
  • 病害虫の跡がない:葉の裏まで確認する

ピノガールには接ぎ木苗もあります。値段は少し高めですが、病気に強く育てやすいので、初心者さんには特におすすめです。

一般的な植え方

植え付けの時期

スイカの植え付けは、霜が降りなくなった5月上旬〜中旬ごろが目安です。寒さに弱いので、気温が安定してから植えましょう。

植え場所・土づくり

スイカは水はけのいい土を好みます。植え付けの2〜3週間前に、堆肥や元肥を混ぜてしっかり土づくりをしておきましょう。

畑に植える場合は、高畝(たかうね)にして水はけをよくするのが基本です。

植え付けの手順

  • 苗より少し大きめの穴を掘る
  • ポットから苗をそっと取り出し、根鉢を崩さないように植える
  • 土をやさしく押さえてしっかり固定する
  • たっぷり水をやる

植え付け直後はたっぷり水をやり、その後は土の表面が乾いたらたっぷりを基本にしましょう。水のやりすぎは根腐れの原因になるので、毎日必ずあげなくてもOKです。

植え付け後は保温対策をすると、苗が土にしっかり根づきやすくなります。ホットキャップ(ドーム型のビニール)をかぶせて、寒さと風から守ってあげましょう。

私の工夫①:嵩上げ栽培(培養土の空き袋を活用!)

スイカは水はけが悪いと根腐れしやすいため、私は嵩上げ(かさあげ)栽培で育てています。

方法はシンプル。使い終わった培養土の袋を再利用します。袋の口を上にして土を入れ、そのまま苗を植えるだけ。袋が容器になるので、土が地面より高い位置になり、自然と水はけがよくなります。わざわざプランターを買わなくていいのでエコで経済的!

【番外編】今年は土の種類で実験中

スイカは水はけのいい土を好みますが、実は土づくりをしっかりしすぎると栄養が多くなりすぎてしまうことがあります。栄養(特に窒素)が多すぎると、実がならずにつるや葉ばかりが茂る「つるボケ」になってしまうんです。

でも、どのくらいの栄養量がちょうどいいのかって、正直わかりませんよね。かといって土づくりをしないと水はけも悪くなる…。そこで今年は2パターンで育て比べています。

土の種類特徴
パターンA春から土づくりした畑の土ふかふかで水はけもいいほう。栄養はしっかりめ
パターンB水はけ特化の園芸用土排水性は抜群。栄養は植え付け時の元肥のみ

どちらのピノガールがよく育つか観察中です。来年以降の栽培に活かすべく、今シーズンしっかり見ていきます!結果はまた記事でお伝えしますね。

私の工夫②:ゴミ袋で行燈仕立て

苗を植えたら、私は行燈仕立て(あんどんじたて)をしています。

行燈仕立てとは、苗のまわりを筒状に囲って保温・保護する方法です。一般的にはホットキャップという専用グッズを使いますが、私は透明のゴミ袋を逆さにして代用しています。わざわざ買いに行く手間もないし、家にあるもので十分です。

やり方

ゴミ袋を使った行燈仕立ての様子

嵩上げの袋を広げるために立ててある支柱をそのまま活用します。

  • 支柱に透明のゴミ袋を逆さにしてかぶせる
  • 袋の下部をクリップで固定する
  • 袋の上部(底だった部分)に十字の切れ込みを入れる
  • 嵩上げで使った支柱をそのまま利用できるので、追加の作業が少なくてすむのも嬉しいポイントです!

    切れ込みは側面ではなく上部だけがポイント。側面に穴を開けると風が入って保温の意味がなくなってしまいます。上部だけにすることで、蒸れを防ぎながら温かい環境をキープできます。

    この囲いをすると株元の温度が上がり、地温が高いほど根の活動が活発になるため、根が張りやすくなります。苗が活着してしっかり根づいたら取り外してOKです。

    まとめ

    ポイント内容
    苗選び太くて短い茎・濃い緑の葉・接ぎ木苗がおすすめ
    水はけよく!高畝か嵩上げが有効
    植え付け時期霜が終わった5月上旬〜中旬
    水やり土が乾いたらたっぷり。毎日必須ではない
    私の工夫①培養土の空き袋で嵩上げ栽培
    私の工夫②ゴミ袋(逆さ・上部に十字切れ込み)で行燈仕立て

    ピノガールは小ぶりでかわいいスイカが収穫できる品種。育てるのが楽しいのも魅力です。ぜひ今年チャレンジしてみてください!

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