ベランダの小玉スイカ(ピノガール)、6月6日に受粉した実がもうすぐ「収穫予定日」を迎えます。カレンダー通りなら受粉から35日目の7月11日。ところが実際に見極めのサインをチェックしてみたら、答えはまさかの「ぜんぶまだ早い」でした。この記事では、小玉スイカの収穫時期を見極める4つのサインと、わが家の35日目のリアルな判定結果を紹介します。収穫を焦って失敗したくない方の参考になればうれしいです。
小玉スイカの収穫時期は「受粉日+35日」…とは限らない
小玉スイカの収穫時期は「受粉した日」を起点に数えます。だから受粉した日のメモが超重要。わが家は受粉した日を書いたタグを実のそばに付けています。そのときの様子はこちらの記事でレポートしています。

ではそこから何日で収穫できるのか。調べてみると、実は情報源によって幅がありました。
| 情報源 | 収穫までの目安 | 6/6受粉なら |
|---|---|---|
| 種苗会社の公式マニュアル | 開花後35〜38日 | 7/11〜7/14 |
| スイカ農家さん | 受粉から40〜45日 | 7/16〜7/21 |
最大10日も差があるんです。この差の正体は「気温」。スイカは暖かいほど早く熟すので、涼しい地域や涼しい年は後ろにずれます。つまりカレンダーの日数はあくまで仮の予定日。最終判断は実のサインを見て決める必要があります。
小玉スイカの収穫時期を見極める4つのサイン
①受粉からの日数(35〜45日)
まずは基本の日数。上の表の通り35〜45日と幅があるので、「35日目になったら他のサインをチェックし始める日」と考えるのがおすすめです。

②実のそばの巻きひげが茶色く枯れる
実が付いている節から出ている、くるくるしたヒゲ(巻きひげ)が付け根まで茶色く枯れてカラカラになったら、熟してきたサイン。逆にまだ緑色でみずみずしいうちは早いです。見るのは必ず「実のそばの」巻きひげ。株全体のどこかが枯れていても判断材料にはなりません。
③叩いた音が「高い音」から「低い音」に変わる
実を軽くポンポンと叩いてみます。まだ早い実は「パンパン」と張りのある高い音、食べごろの実は「ボンボン」と少し鈍い低い音がします。毎日叩いて音の変化を覚えていくと、変わった瞬間が分かりやすいですよ。
④積算温度が900〜950℃に届く
積算温度とは、受粉した日からの毎日の平均気温をぜんぶ足し算した数字のこと。スイカは「日数」ではなく「浴びた熱の合計」で熟すので、これがいちばん理屈に合った指標です。ピノガールの目安は900〜950℃。気象庁のサイトで自分の地域の過去の平均気温が見られるので、足し算するだけで計算できます。
【実況】受粉35日目のわが家の判定結果
それでは4つのサインで、6月6日受粉の実をジャッジしてみます。
| サイン | わが家の実(7/9時点) | 判定 |
|---|---|---|
| ①日数 | 受粉から33日(35日まであと2日) | △ もうすぐ |
| ②巻きひげ | まだ緑色 | ✕ まだ |
| ③音 | パンパンと高い音 | ✕ まだ |
| ④積算温度 | 約720℃(目安900℃の8割弱) | ✕ まだ |

見事に「まだ早い」で満場一致でした。積算温度を計算してみると、わが家の地域は6月の平均気温が20℃前後と涼しめだったので、900℃に届くのは7月17日ごろ、950℃なら7月20日ごろになりそうです。スイカ農家さんの「40〜45日」ともピッタリ重なります。カレンダーの「35日=7月11日」だけを信じて切っていたら、確実に早すぎたところでした。
ちなみにスイカは収穫した後に追熟しません(置いておいても甘くならない)。早く切ったら早い味のまま。だからこそ「切る前の見極め」がすべてなんです。
迷ったら「遅め」でOK。ピノガールならではの安心材料
「じゃあ何日待てばいいの?早すぎも怖いけど、置きすぎて傷んだら…」と不安になりますよね。ここでピノガールのうれしい特徴をひとつ。ピノガールは種が小さい品種で、種のまわりの果肉の劣化が進みにくく、収穫適期を多少過ぎてもシャリ感が保たれやすいとされています。つまり迷ったら遅め寄りに倒してOK。「早すぎ」のリスクのほうがずっと大きいので、サインが揃うまでじっくり待ちましょう。
受粉がうまくいったかどうかの見分け方は、こちらの記事にまとめています。

おまけ:2番目の実を狙った受粉で、めしべがポキッ

収穫を待つあいだも、株には次の雌花が咲きます。今月1個目が収穫できそうなので、2番目の実を狙って今朝も人工授粉をしていたのですが…おしべの花粉をめしべにこすりつけていたら、めしべがポキッと折れました。あぁ…。咲いた花が小さめだったのもあるかもしれません。
あとから調べて分かったのは、雄花は「こすりつける」より「スタンプみたいにポンポンと軽く当てる」のがコツだということ。特に小さめの雌花は軸が細くて折れやすいので、そっとそっと。同じ失敗をする方が減りますように。人工授粉の基本のやり方はこちらの記事でどうぞ。

まとめ:収穫予定日は「チェック開始日」
小玉スイカの収穫時期は、日数だけで決めずに4つのサインの合わせ技で見極めるのが失敗しないコツです。
- 受粉からの日数(35〜45日)はあくまで目安。「35日目」はチェック開始日
- 実のそばの巻きひげが茶色く枯れたらサイン
- 叩いた音が高い音→低い音に変わったらサイン
- 積算温度900〜950℃がいちばん理屈に合う指標。涼しい地域は日数が後ろにずれる
わが家の実は現在約720℃。Xデーは7月17日以降と予想して、毎日ポンポン叩きながら待っています。実際に何日目の収穫になったのか、味はどうだったのかは、収穫できたら続編でレポートしますね。




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