ピノガールの追肥タイミング|1回目は実がついてから【受粉4日で100円玉に】

受粉6日目に500円玉より大きく育ったピノガール(小玉スイカ)の実 育て方

6月6日に人工授粉したピノガール(小玉スイカ)の雌花。4日後に見てみると、100円玉くらいの大きさまでぷっくり膨らんでいました!ほかの実とは大きさが明らかに違って、「受粉成功したんだ」とひと目で分かるほど。そうなると次に気になるのが「追肥はいつやればいいの?」ですよね。実はスイカの1回目の追肥は、この着果(実がつくこと)の確認が合図なんです。この記事では、小玉スイカの1回目の追肥のタイミングとやり方・注意点を、わが家のリアルタイム栽培記録と一緒にまとめます。

小玉スイカの1回目の追肥はいつ?「着果」が合図

スイカの追肥のタイミングを調べると、「つるが50cmくらい伸びたら」という情報と「実がついてから」という情報が混ざっていて、ここで混乱しがちです(私も最初そうでした)。整理するとこうなります。

  • 地植えでマルチなしの場合 → つるが50cmほど伸びた頃に1回目
  • マルチあり・プランター栽培の場合 → 着果を確認してから(実がピンポン玉大になったら)が1回目

プランターで使う市販の培養土には、最初から肥料(元肥=もとごえ)が入っているものがほとんど。だから実がつくまでは、肥料を足さなくて大丈夫なんです。

早すぎる追肥は「つるボケ」のもと

着果前に肥料(特にチッソ)を効かせすぎると、葉とつるばかりがワサワサ茂って、肝心の実がつかなくなる「つるボケ」という状態になります。スイカは肥料不足よりも肥料のやりすぎのほうが失敗しやすい野菜。「実がついてから、実を育てるために追肥する」と覚えておくと迷いません。

受粉成功はこう見分ける|授粉4日で100円玉サイズに【実体験】

わが家のピノガールは、6月6日の朝に人工授粉をして、忘れないように日付を書いたタグを実の近くにつけておきました。受粉の時間帯でどう変わるか、3個の実で比較実験中です。

受粉成功して100円玉サイズに肥大したピノガールの幼果と6月6日の日付タグ
【受粉レポ】ピノガール3個に印つけました|朝9時前と10時50分の比較実験スタート
ピノガールの受粉を2026年6月6日に実施。株Aに1個・株Bに2個の合計3個に「6/6」タグをつけました。朝9時前と10時50分、時間帯による着果率の比較実験スタート。ベランダ袋栽培の実体験レポをお届けします。

そして4日後の6月10日。タグをつけた実のひとつが、100円玉くらいの大きさまで育っていました!受粉に成功した実は、数日でグングン膨らみ始めるので、ほかの実と見比べると差は一目瞭然。逆に受粉できなかった実は大きくならず、やがて黄色くなってしぼんでしまいます。

実際、わが家で前日の6月5日に授粉していた実は、残念ながら受粉できなかったようで、1週間たっても親指の先ほどの大きさのまま。成功した実と同じ500円玉と並べると、差は歴然でした。

受粉に失敗して肥大が止まった小玉スイカの幼果(授粉1週間後も500円玉より小さい)

「実がついたかどうか分からない…」というときは、数日おきに大きさを見比べてみてください。人工授粉のやり方はピノガールの受粉のやり方の記事で詳しく書いています。

小玉スイカの追肥のやり方|量・場所・肥料の種類

小玉スイカの追肥に使う化成肥料8-8-8とコンテナ栽培のピノガールの全体像

1回目の追肥は、実がピンポン玉大(直径4cmくらい)になったタイミングで行います。100円玉サイズ(直径2cmちょっと)なら、あと一歩手前です。わが家の実は受粉6日目に500円玉を超えるサイズになったので、このタイミングで1回目の追肥をしました。

まく場所は「株元を避けて」

スイカの根は、つるが伸びている先のほうまで広がっています。株元に直接まくと根を傷めるうえに肥料も届きにくいので、プランターなら株元から離れたふち沿いにパラパラとまきます。

量と肥料の種類

  • 粒の化成肥料(チッソ・リン酸・カリが8-8-8など):プランターなら1株あたり軽くひとつまみ〜10g程度。地植え向けによく書かれている「ひと握り(約50g)」をプランターでやると多すぎます
  • 液体肥料:500倍に薄めて7〜10日に1回、水やり代わりに。量の調節がしやすく、プランター栽培ではいちばん手軽です

実際に追肥してみました【受粉6日目】

株元を避けてコンテナのふち沿いにまいた小玉スイカの追肥用化成肥料の粒

わが家で使ったのは、チッソ・リン酸・カリが8-8-8の普通化成肥料。嵩上げに使っている培養土の袋(=株元)は避けて、コンテナのふち沿いに数か所に分けてパラパラとまきました。作業はほんの数分。あとはいつも通りの水やりで、粒が少しずつ溶けて根に届いてくれます。

2回目の追肥は、1回目から2〜3週間後(実が野球ボール大になる頃)が目安です。土づくりや肥料のそもそもの基本は、こちらの記事にまとめています。

野菜が育たないのは土が原因かも|ベランダ菜園の土選び・肥料の基本
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追肥で失敗しないための注意点3つ

  • やりすぎない:つるボケや実割れの原因になります。「ちょっと少ないかな?」くらいでちょうどいいです
  • 株元に直接まかない:根を傷めてしまいます。つるの先のほう・プランターのふち沿いへ
  • 収穫1週間前には肥料を切る:ピノガールは受粉から35〜40日ほどで収穫の目安。受粉日のタグをつけておくと、追肥も収穫日も逆算できて便利です

まとめ|実がついたら追肥の準備を

小玉スイカの1回目の追肥は「着果が合図」。実がピンポン玉大になったら、株元を避けて控えめに、が基本です。早すぎる追肥はつるボケのもとなので、実がつくまでは我慢、と覚えてくださいね。わが家のピノガールも、受粉6日目・実が500円玉を超えたタイミングで1回目の追肥を済ませました。2回目は2〜3週間後の予定です。実がつき始めたら、次に悩むのは「どの実を残すか」の摘果。去年の体験談はこちらです。

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そもそも受粉が成功したかどうかの見分け方や、失敗した実の摘み取りタイミングは、こちらの記事で写真つきで紹介しています。

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