7月のある朝、ミニトマトの株を見て「あれ?」と手が止まりました。下のほうの葉が、まとまって黄色くなっていたんです。上のほうは実もたくさんついて元気なのに、下だけ黄色い。「病気だったらどうしよう」と不安になって調べた結果、わが家の原因は意外なものでした。この記事では、ミニトマトの下葉が黄色くなる原因と病気との見分け方、そしてわが家の反省点「追肥は1回で終わりじゃなかった」という話をお伝えします。

ミニトマトの下葉が黄色くなる原因は主に4つ
- 葉の老化(いちばん多い):実に栄養を送り終えた下葉は、役目を終えて自然に黄色くなります。株の上のほうが元気なら、これが第一候補です
- 肥料切れ:栄養が足りないと、株は下葉の栄養を上へ回します。その結果、下から順に黄色くなります
- 水のやりすぎ・不足:根が傷むと葉が黄色くなります。土がいつもジメジメしていないか確認を
- 病気・害虫:葉かび病などの病気や、ハダニなどの害虫でも黄変します
病気かどうかは「斑点」で見分ける
黄色くなった葉を、まずよーく見てください。見るポイントは「黄色くなり方」です。
- まんべんなく黄色 → 老化か肥料切れ。慌てなくて大丈夫
- 茶色い斑点や輪っか模様がある → 病気の可能性。広がる前に、その葉を取り除いて様子見を
- 葉の裏に小さな虫がいる、葉がカスレたように白っぽい → ハダニの可能性

わが家の場合は斑点なし・上の葉は濃い緑・実も順調だったので、「葉の老化+肥料切れ」と判断しました。
わが家の反省——追肥は「1回で終わり」じゃなかった
1回目の追肥はちゃんとあげていたのに
実は、追肥を忘れていたわけではないんです。最初の実がふくらみ始めた頃に、1回目の追肥はちゃんとやりました。トマトの1回目の追肥は「第1果房の実がピンポン玉くらいになった頃」が目安なので、タイミングとしては正解。
でも問題はそのあと。「追肥、やった」という安心感で、2回目をすっかり忘れていました。トマトの追肥は2週間に1回ペースで続けるもの。プランター栽培は水やりのたびに栄養が流れ出るので、なおさらです。
「苦土石灰をまいたから大丈夫」は勘違いだった
もうひとつの反省がこれ。途中で尻腐れ対策に苦土石灰をまいていたので、「肥料っぽいものはあげてる」つもりになっていました。でも苦土石灰は、カルシウムとマグネシウムを補う「サプリメント」のようなもの。チッソなどの「ごはん」は入っていません。ごはん抜きでサプリだけ飲ませていたようなものでした。
Q. 尻腐れ対策と追肥の時期が重なったら、一緒にあげていい?
A. 一緒はNGです。苦土石灰と化成肥料を同時にまくと、成分が反応してチッソがアンモニアのガスになって逃げてしまいます。さらに、チッソのあげすぎはカルシウムの吸収を邪魔して尻腐れを悪化させることも。苦土石灰を先にあげて、追肥は1週間〜10日ずらして控えめに再開しましょう。

下葉が黄色いときの対処法2つ
- 黄色い下葉は摘み取る:黄色くなった葉は緑には戻らず、光合成もしません。取り除くと風通しが良くなり、病気予防にもなります。晴れた日の午前中に、ハサミか手でポキッと
- 追肥を再開する:化成肥料なら株元から離してパラパラと。効きが早いのは液体肥料です。ただしあげたら2週間はあけること。焦って重ねると肥料焼けや、葉ばかり茂る「つるボケ」の原因になります


トマトの追肥スケジュールまとめ
- 1回目:第1果房の実がピンポン玉大になった頃
- 2回目以降:2週間に1回ペースで、収穫が続く間ずっと
- 苦土石灰は肥料の代わりにならない(カルシウム・マグネシウムの補給)
ちなみにスイカ(ピノガール)でも「1回目の追肥は実がついてから」という同じルールを体験しています。ウリ科もナス科も「実がつき始めたら食いしん坊になる」のは共通なんですね。

まとめ
ミニトマトの下葉が黄色くなっても、斑点がなく上の葉が元気なら、多くは葉の老化と肥料切れです。黄色い葉は摘み取って、追肥を2週間おきのリズムに戻せば、株はまだまだ頑張ってくれます。わが家のシュガープラムも8月中旬までの収穫を目指して立て直し中。ミニトマトの育て方の基本はこちらの記事にまとめています。



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